自由な生活を目指して

独身実家暮らし20代後半男性、色々な意味での自由な生活を目指し、日々考えたことを発信しています。

情報伝達の質と量

私はSEとして働いているのですが、

1日を通して様々な形でコミュニケーションをとる機会があります。

チャットやメールがメインで、

他にはオンライン会議やたまに対面でコミュニケーションをとっています。

 

そんな中で思うのは、正確に情報を相手に伝えること、

または正確に情報を受け取ることは、情報伝達の質を高めるだけは難しいという事です。

 

ロジカルシンキングや、話し方の技術などで、

情報伝達技能を高めることはできますが、

いくら伝える側が工夫したとしても、受け手に伝わらなかったり、

誤解を招くことは防げないと思っています。

 

自分と他者では、前提として持っている知識も異なるし、

物事の理解の仕方も人それぞれなので、より伝わりやすいように工夫することはできても、理解の齟齬が生じる可能性を0にすることは不可能です。

 

なので、自分の情報伝達方法の質が高ければ、

必ず伝わるといった傲慢な考えは捨てるべきだと思います。

 

相手に「伝わらない可能性」を常に考慮して、

重要な事であれば、何度も伝えたり、別の角度から説明したりと、

質だけでなく量もこなしていく必要があると思います。

 

細かく、正確に伝えても、相手が理解してくれない場合、

相手のせいにしたくなってしまいます。

 

なんで理解してくれないんだろうとイラついたり、

相手の理解能力のせいだと考えたりしますが、

相手のせいにしても問題は解決しません。

 

情報伝達は容易ではないという前提のもと、

質を高めるのは大前提とし、「量もぬかりなく」が大事かなと思います。

 

とはいえ、コミュニケーション量を増やすのは、

一般的には受けが良くないと思います。

 

まめなコミュニケーションは相手の時間を奪うためです。

なので量で攻める場合は、重要度に応じて程度をわきまえる必要もあるので、

塩梅を見極めるのが難しいなと感じます。