システム開発におけるバージョン管理方法についての疑問
システム開発を組織で行う倍、設計書などのドキュメントや、
開発したプログラム本体のバージョン管理をしていると思います。
私が働いている組織では、設計書はwordかExcelで作成するのが通常で、
バージョン管理用のシートなどを設けて履歴を管理しています。
設計書の実際の修正箇所は取り消し線を使用して、
過去の設定が分かるようにしています。例えば下記のようなイメージです。
変更履歴が#3だとすると、
Aを設定する→Bを設定する #3 変更
のように変更します。
このようにして修正するのって、他の組織でも行われているものなのでしょうか?
2回以上変更が加わると、訳が分からなくなるのですが、
私の組織ではこのやり方が定着しており、大半の設計書がものすごく見づらい状態です。
設計書だけならまだしも、プログラム本体も、
変更前のコードはコメントアウトして残す運用となっていて、
古いプログラムだと、コメントアウトされた古いコードや履歴番号で埋め尽くされ、
読み解くのが困難になっているものが生じています。
まずExcelなどにコピーして、古いコードを削除するとよいよと、
上司にアドバイスいただいたのですが、そもそも履歴の管理方法を見直すべきじゃないのかと、疑問に思っています。
古いシステム程プログラムも設計書も邪魔な情報で氾濫し、
保守の負担増を招いていると思います。
設計書であればファイルをバージョンごとに分けるとか、
Excelのバージョン管理機能を使用するとかが可能かなと思います。
プログラムであれば、利用できるバージョン管理ツールはいくらでもあると思います。
とはいえ、設計書もシステムも膨大なので、履歴管理方法を切り替えるだけでも、
莫大な工数を要することになるし、管理方法の精査も必要となると思うので、
仕方なく今のやり方を続けるしかないというのもあるのかな。